豚肉の色々な部位を「とんかつのコース」で食べさせてくれる、
高田馬場の「とんかつひなた」に初訪問をした。約10日前に予約。
1時間1本勝負との事で、遅刻しないように気合いを入れてお店へ向かった。

19:30に到着。軒先に10名ほどの行列。そちらをすり抜け店内へ。
店内はカウンターのみの十数席ほどだった。

早速「食べ比べコース」をスタート。コースは仕入れの関係もあり事前予約が必須。
ビールで乾杯し、野菜のおひたしと、お替りの可能な千切りキャベツを食べながら待機。

お酒は、瓶ビールとハイボール、日本酒、焼酎など数種類程度であるが、
ここではお酒をガブカブ飲むというよりは、とんかつを楽しむ場所なので、
これで良いと思った。

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まずは肉の紹介があり、
「リブロース」「ロース」「ひれ」「しきんぼ」「らんぷ」「とんとろ」
という6部位が出てくるとの事。5人前は圧巻の量。
無題

最初の部位は「リブロース」。厚切りで適度な火の入り具合が素晴らしい。
店員さんが都度、この部位にはおススメの食べ方を教えてくれる。
「リブロース」については、脂身側は何も付けずに、そのままで、
その後、オリーブオイルを勧められた。
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まずは何も付けずに頂くと、下味も何もついていない「とんかつ」って、
肉質と調理方法によって、ここまで肉と脂身が旨いのかと感じさせられた。
口の中では甘みを強く感じ、その後、溶けていく。
その後、卓上の「オリーブオイル」をかけると、オイルだから油っこく
なるのかなと思ったが、全く逆でむしろサッパリと食べられた。
1切れのとんかつで初っ端から感動した。

卓上には「オリジナルのとんかつソース、さらさらソース」、
「オリーブオイル」、「インカ天日塩(ペルー)」、「あまみの塩(高知)」
などが置いてあり、ソースについては、もっぱらキャベツにかけて食べていた。
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続いて「ロース」が登場。「リブロース」より脂は強くなく、
正肉の味を堪能。こちらは塩で頂いた。
キメの細かいパン粉を薄く纏い、油切れもよく、胃に全くもたれない。
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3番目の部位は「ひれ」で、芯がほんのりとピンクで、これも絶妙な揚げ加減。
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そして「トリフュ塩」が一緒に提供された。
トリフュの香りが一層の食欲をかき立て、とんかつと抜群の相性。
これは小生的には相当ヒットした。
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後半戦に入り「しきんぼ」が登場。
「しんきぼ」とは「外モモと内モモに挟まれた」レアな部位との事。
先ほどの「ひれ」と同様、脂身は少なく正肉を味わった。
噛むと肉汁があふれ出る。こちらも「トリフュ塩」で頂いた。
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5部位目は「らんぷ」で、こちらも脂身は少な目。
唯一「ソース」で頂いた。「塩」で食べるとんかつも旨いが、
やはり「ソース」で食べるとんかつは王道だった。
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そして最後の部位は「とんとろ」で、焼肉などで「とんとろ」は食べるが、
とんかつでは初めてだった。当然ながら脂身が多いが、まったくクドクなく、
脂身をメインに、正肉がアシストして、丁度良いバランスになっている。
これはワサビで頂いた。
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〆は、ソースカツ丼と、豚汁、お新香。
豚汁は、チャーシュー汁(清湯のスープ)を選択できたが、
ここは豚汁を選択。

ソースカツどんは、ご飯の上に「リブロース」が1枚と、
下に「ロース」が1枚隠れており、楽しませる演出。
甘辛のソースに、先ほど食べた部位のとんかつが再登場。
たった2切れであったが、充分な量だった。
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豚汁は具沢山。出汁も出ており赤味噌が美味しい。
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以上でコースは終了。約1時間ちょっとだった。
コースとドリンク数杯を飲んで、1名あたり約5,500円だった。

初めての「食べ比べコース」は大満足だった。
再びこのコースを食べたいし、次は定食を食べに訪問したい……(゚Д゚)ウマー!!!!

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とんかつひなたとんかつ / 高田馬場駅西早稲田駅学習院下駅
夜総合点★★★☆☆ 3.9